ガールズ&パンツァーオンリーイベント
少女が戦車でやって来た

2013年10月20日の開催中止に関する謝罪と報告、 及び今後について

■謝罪と報告

2013年10月20日に大阪にて開催を予定しておりました、

の3イベントについて、開催中止としてしまったこと、
及び、本謝罪と報告が約3年の月日が経つ本日までかかりましたこと、
心よりお詫び申し上げます。

開催中止としてしまった最大の原因は、主催である私が鬱病に罹患したことです。
2013年2月にイベントの開催告知を出させて頂きましたが、仕事面における継続的な過労及び心労があり、
重ねて春先に本イベント開催準備に関する面でも、深い心労を抱えることになる事案がございました。
その後、何度か無理矢理前に進もうと試みたのですが、ただでさえ抱え込む形となっていた心労を増幅させるだけとなり、
2013年9月頭に精神科にて鬱病と診断、治療に入ることとなりました。

この際、表向き"実行委員会"としてはおりましたが、実質主催一人でほぼ全ての事前事務を行っていたという構造上の問題もあり、
私が動けない状態となった時点でイベントの準備も全く進まず、また開催が実質不可能となった後の告知を出すことすらままならない状態でした。

中止に関する告知、及び当日前後の始末については、その状況を耳に挟み、見かねたスタッフとして先輩の方が何とかしてくださいましたが、
その時の私の状態は逐次報告を受けるのも怖い、そもそも考えるだけで動悸がひどくなってパニックみたいになる。
本当に今思いだしても少し胸が苦しくなるくらいひどい状況でした。

その後、2014年は快復と立て直しに専念、少し落ち着いてきたところで最初の覚悟を決めて、
2015年頭に過去当方が主催するイベントに参加してくださっていたサークル様や、
開催中止に伴う迷惑の中でも、最大の迷惑をかけたと思っている方へなんとか謝罪することが出来ました。

同年夏頃、様々な覚悟が出来る状態になってきた感覚と、焦りの感覚とがない交ぜになって、
一度このような文書の作成・再起動に向けて動きだそうとしておりました。
しかし、動き始めたところで起きた些細なことで受けた心理的なダメージが想定したよりも大きく、
まだ無理だ、と判断しこの時は断念しました。

そして今年に入って、今年度に入って、ようやく本当に向き合える感覚になってきてから、
ずっと悩み続け、その中で自分に再度一つのタイムリミットを課して、やっとこの文書を書き上げるに至った次第です。

重ねて、そして改めて、本当に申し訳ありませんでした。

■今後について

鬱病への対処については、個人的な気の持ちようの部分が多々あるため、イベント主催の立場としては正直書くのが難しい部分がございます。
ただ、本年7月頃、医者の方には鬱病の症状は治まったと言われおり、今は薬を抜いていっている時期であるということ、
そして、その「気の持ちよう」を見つめ直して、再度鬱病に罹患しないようにカウンセリングは受け続けていることは、事実としてご報告いたします。

もう一つ、根本的なイベント運営としての体制の部分です。

鬱病であると診断された直後、人とのつながりを完全に絶ってしまったら本当に死んでしまうという思い、及び自罰的な責任感から、
当時参加登録していたイベントのスタッフには「こんな状態でも居て良いなら、役に立つなら」と相談の上、参加させて頂いておりました。

また、同様に鬱病になる前年の夏頃から関わっていた別のイベントの運営については、2014年の開催日ギリギリまで快復状態を待ってもらい、
「最低限しか動けないけど、それでも役に立つなら」と参加、今でも色々携わらせて頂いている状況です。

これらの件につきましては、「自分のイベントを放っておいて、散々迷惑をかけておいて何をしているのか」との批判があるかと存じます。

ただ、私自身の精神状態に対して、あるいは鬱の症状に対して、これらの行動を取り、
人とのつながりを首の皮一枚維持し続けられたことは、間違いなく良かったと思っております。
何より、後者のイベント運営の流れの中で、当時私の周りには相談できる相手としていなかった、
「好きな作品に対する愛をとことんぶちまけるために徹底的に遊ぼうとするイベントを目指す仲間」が、
スタッフの中で気が置けない友人が出来たことは、今この文章を書くにあたっての支えで有り、今後に向けてのとても大きな財産となっております。

実際、昨年一度再起動しようとした時からその仲間には少しずつ相談していたりしました。
あるいは考えを纏める助けになって頂いたり、まだ精神状態に波がある中で色々愚痴を言い合い聞き合える形を作ったりとしております。

つまり、3年経った今ようやく、潰れる前に吐き出して、タスクを得意分野でフォローし合い、
そして万が一潰れてもダメージを抑えて良きイベントを作っていける仲間を、作ることが出来たということです。
ですから、再起にあたっては失敗したとき以上の困難が間違いなくあると思っておりますが、
それを乗り越えるための確かな体制、あるいは支えを築くことが出来ております。

2013年10月に中止にしてしまった3イベント、それぞれの今後の形がありますが、
その今後の形を見据えて、責任と共にまた遊べる場所を、好きをぶちまけられる場所を目指したく。

重ね重ね、その節のことを心に刻み、お詫び申し上げますと共に、
大変厚かましいかと存じますが、今後、の動きを取っていければと思います。

どうか、よろしくお願い申し上げます。

■各イベントの今後について

各イベント毎に考えを公開させて頂いておりますので、
お手数ですが下記リンクより各イベント毎のページをご参照ください。

2016/10/03 公開
文責: 上村 正治

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